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私の激写した60年安保闘争

60年安保闘争を現場で激写した写真家に聞く

◎第22回平和のための戦争展in大分での講演(2015年7月26日)

日本写真家協会会員・大谷英之(おおたにえいじ)氏と大分大学名誉教授・神戸輝夫氏による解説

安保闘争から55年経過した。1950年のサンフランシスコ単独講和条約によって占領時代が終わり同時に結ばれたのが日米安全保障条約、10年の時限立法であったが、60年に入った時にこれを延長するかどうか、日本が真の独立をするためには要らないのではないか、安保条約反対の声が全国からわき起こった。

再び「戦争への道」を辿るのではないかとの強い不安、組織労働者、自治労や企業組合、民主団体、学者グループ、学生などの抗議行動が展開された。そこへ機動隊が導入され、女子学生・樺美智子さんが圧殺された。

一連の抗議行動は、大統領報道官ハガティーの来日を追い返す展開にもなった。

岸信介内閣は総辞職に追い込まれたが、日米安保条約は固定化され現在の沖縄の基地問題へと繋がっていく。

そうした写真解説を二人の対談で構成。